佐藤哲夫
桐朋学園大学音楽学部演奏学科(オーボエ専攻)卒業。
在学中より桐朋学園大学音楽学部名誉教授、新日本フィルハーモニー交響楽団 オーボエ名誉首席、故鈴木清三氏に師事。
東京交響楽団オーボエ首席奏者を経てビュッフェ・クランポン株式会社に入社。
技術部門に配属、30年間在籍。
1999年7月取締役。技術部長で退職。
主な職歴
木管楽器(クラリネット修理、オーボエ修理、ファゴット修理、サックス修理その他木管楽器)の修理・調整。国内外を問わずプロの演奏家の修理・調整を40年にわたり手がける。
クラリネット
ジャック・ランスロ、ギィ・ドゥプリュ、ミシェル・アリニョン、ボイケンズ、
マイケル・コリンズ、カールマン・ベルケシュ、各氏多数。国内の演奏家多数。
オーボエ
アルプレヒト・マイヤー、アルフレッド・ジョナヴェス、ジョゼフ・ロビンソン、各氏多数。
丸山盛三、若尾圭介、柴山洋、北島章、浅川和宏、大倉安幸、新松敬久、各氏多数。
サックス
冨山和男、池上政人、荒木浩一、各氏多数。
バスーン
クリスティアン・ダヴィドソン、浅野高瑛、近衛一、各氏多数。
ビュッフェ・クランポン(仏)、ヴェンツェル・シュライバー(独)カイルヴェルト(独)各工場の製品開発・改良。クラリネット全般・オーボエ全般・サックス全般・バスーン全般。
特に、M.ゲルニュー(ビュッフェ・クランポン元工場長)及びルネ・ルシューとは深いつながりを持ち、クラリネット、オーボエは原型の段階から開発・改良に携わった。その他、出荷前の最終検品を通し、品質維持・向上に努めたほか、技術者の養成・全国各楽器店、社内の技術者の養成にも力を注いだ。クラリネットの重要な部分を占めるバレルの開発。特に、高音域での反応が良く、豊かで太い音色で全てのクラリネットに適合するSバレルを開発した。ちなみに、Sは佐藤のイニシャル。
桜庭郁夫
大阪芸術大学音楽学部演奏学科(バスーン専攻)卒業。
在学中より元桐朋学園大学音楽学部教授、現洗足学園大学教授、浅野高瑛氏に師事。
大学卒業後ビュッフェ・クランポン株式会社に入社。
技術部に配属、20年間在籍。
1999年8月技術サービスセンター課長で退職。
主な職歴
木管楽器(クラリネット修理、オーボエ修理、ファゴット修理、サックス修理その他木管楽器)修理・検品。
ビュッフェ・クランポン社及びヴェンツェル・シュライバー社全製品の修理。
検品作業を佐藤哲夫指導のもとに長年にわたり携わった。
特に検品作業については全国各地域のお客様又、個々のお客様についてもご満足・信頼を得てきた。
バスーン、クラリネットの品質改良等を現場工場で佐藤とともに行った。
技術者養成・全国各特約店(約150社)、社内の技術者育成に係わった。